2012年3月29日木曜日

ウッドターニングはアートである!  推薦図書

 

新入荷しましたこの本、おすすめです。

Woodturning Today         ~ A Dramatic Evolution ~

25306_1600x1200-wallpaper-cb1283871409

AAW アメリカンウッドターナーズ協会の活動25周年を記念して発行され、内容はウッドターニングの歴史から始まり、協会の25年の歩みを紹介してるようですがそれより

フルカラーの全256ページ(白黒なし)にはため息の出るようなアーティスティックな作品の写真満載で、まるで図鑑、絵本といった感じです。

旋盤でこんな作品が作れるの!?という作品だらけで、どんな方法でそれらをつくったのかを想像するのも面白いし、真似して挑戦してみたくなってきます。

読み物としてでなく、見るだけで十分に価値あり。

そろそろ毎回同じようなお皿削ってるのも飽きてきちゃったな。なんて思ってる方には是非見ていただきたい。推薦図書です。

2012年3月27日火曜日

3/24,25 ウッドターニングはスポーツである!

 

P3251565

恒例の1泊2日のウッドターニング教室は、「ウッドターニングってなんだかおもしろそうだね。」という第一段階を通り越して、「おぉ、おもしれぇ!もっと深く極めたい。もっとうまくなりたい。」という第二段階目に差し掛かってしまった方におすすめな教室。

これまでこの教室に参加された方も皆さん本当に熱心な方ばかり。ウッドターニングって、楽しい。はまってしまいますよね。

人それぞれ十人十色あると思いますが、ウッドターニングの魅力はなんなんだろうかと考えてみる。

 

サンドペーパーのいらない美しい削り面で仕上げたいとか

ターニングツールを思いのままに操れるようになりたいとか

誰だって美しく、または効率的に、思い通りの作品を仕上げたいわけです。

 

そのためにはどうすればいいのか。

まずはセオリーを理解することだったり、何度もトライ&エラーを繰り返し、成功したときはなぜそれがよかったのか、それを体で実感して習得することだったり

ひと工夫を加えた作品を作るには、そのひと工夫のためにどれだけのステップを経てそれが完成するのか頭にイメージして知的に段取りして。とか

 

このまさしくスポーツのようなところがウッドターニングの魅力のひとつなのでは。

相手はTVゲームのように毎回同じパターン、シチュエーションではやって来ないから毎回柔軟に知的に華麗にプレーする。(サッカーも野球もサーフィンも一緒!同じ波は二度と来ない。)だから楽しい。

そのためにはまずルールを知ることが必要だし、日々練習して基礎体力をつけておくとか、自分流のプレースタイルを編み出していくにもまずは基本技術をを身につけることが大事だったり。

楽しくプレーするために基本の下地を身につけることが大事ですね。

 

2日間にわたるこの教室はそのための教室。だからこれからはじめたい方、もっとガンガン楽しみたい方にオススメなんです。

内容は基本中の基本。これからどんどん上手くなってもっと楽しめるように。

 

 

 

シャープニング ~ 1日目、刃物を研ぐことからスタート。旋盤に手を触れるよりも先にです。ガウジ系、スクレーパー系、スキュー、パーティングツール… 1日目の半分を割いてシャープニングを行います。ターニングはシャープニングから。

P3241481P3241510P3241478

どんな鋼材で出来ているのか。焼き鈍さないとはどういうことか。グラインダー砥石の砥粒のこと。それぞれのツールをどんな場面で使うのか。カッティングエッジがどういう形であるべきなのか。

「さあやってみてください。」だけでは習得できないこともたくさんあります。講師はホワイトボードを使ったレクチャーにも時間を割きます。

※ちなみに参加者の方にはノートやデジカメを持参いただいて板書や作業の様子を写真に撮ったりして帰ってから復習の材料にしていただくことを推奨しています。

 

センターワーク ~ 一日目後半、刃の運び方、そのための自分の立ち位置、スタンス、ツールの持ち方、刃の送り方と回転数の関係...

P3241484P3241494P3241501

ワークをパート分けする。作業を効率化すること、手順を段取りすること、パートごとに適したツールを使い分ける。

P3241490P3241500P3241505

P3241527P3241529P3241530

 

フェイスワーク ~ 二日目はじっくり一日かけてプレートづくり。一日目のセンターワークとは使う刃物もちがい、まったく勝手がちがいます。ここで初めて登場するチャックも、なんとなーく使うのではなくチャックのことをよく理解したうえで使います。

P3251532P3251538P3251540

エクスパンディングでチャッキングする場合リセスの深さ、径はどの程度にするべきなのか?

P3251533P3251537

テノンを形成してコントラクティングの場合は?

P3251558P3251560P3251561

テノンを除去して作品につかみしろを残さない方法は?

 

などなど、書き出したのはほんの一部で、ひとときも気を抜くひまがないほどのペースで教室は進行。本当におつかれさまです。

P3251566

Yさんの感想 : シャープニングを教えてもらえることがとてもためになりました。とてもていねいにひとつひとつ教えてもらい、今後に役立てます。

P3251567

Hさんの感想 : とても勉強になりました。これは本当に教わらないとわかりません!感謝です。ありがとうございました。

P3251556

せっかく覚えたことを忘れないようになるべく早いうちにまた復習してくださいね!

2012年3月23日金曜日

Message board from Coolangatta Australia 2012

 

私は以前オーストラリアにいっていたのですがその当時、よく一緒にサーフィン行ったりバーベキューしたりとまぁよくしてもらったアニキがいました。

彼のブログ はいつもオーストラリアはゴールドコーストのきれいな海、興奮する波の写真満載。今日もそれ目当てで久々にチェックしていると、記事からこないだの3/11、日本から遠く離れたゴールドコーストのクーランガッタでこんなイベントがあったことを知りました。

 

11th  March  2012       KIZUNA Project  Australia 2012

at : Coolangatta Arts & Craft Market, Coolangatta, Gold Coast

 

Coolangatta(クーランガッタ)は毎年2月にサーフィンの世界大会が行われるほどの最高のサーフスポットでもあり、このイベント会場のアート&クラフトマーケットはビーチサイドののんびりした公園広場で、日本で言うクラフトフェア、手作り市のようなマーケットも毎月催されるいい~感じの公園でもあり、今でも忘れられないイイトコです。

日本から遠く離れたそこからも、日本に向けてこんなメッセージが送られていたとは。ちょっと感動し、紹介させていただきました。

 

こういったムーブメントに、私のように被災者でない者も励まされています。

おーし、がんばろう!

2012年3月21日水曜日

3/17 座編み教室

 

P3171456P3171429

久しぶりの開催、スツールの座編み教室。

100%手仕事。

教室中も少し話がありましたけど、やっぱり機械ではできない仕事ですよね。

慣れてないと編み終わって何日も手が痛かったりします(=それは私)が、スツールが完成するとなんとも言えない達成感と、家に持って帰ると「いいねそれ。」でまたニンマリドヤ顔ですね。参加者のみなさんはどうでしたか?

今回は写真はみなさんの手元、手先をクローズアップ。

P3171373P3171375P3171378P3171379P3171381P3171382P3171389P3171393P3171403P3171399P3171404P3171405P3171407P3171409P3171410P3171411P3171413P3171416P3171417P3171420P3171421P3171422P3171436P3171437P3171439P3171451P3171440P3171441P3171446P3171448P3171445P3171452P3171444P3171449P3171453P3171455

参加者のみなさんの感想をいただきました。

P3171414

Yさん : 楽しめました。

 

 

 

 

P3171417

星野さん : 楽しかったです。編み方によっては色々と形が変わり面白い座編みです。ありがとうございました。

 

 

 

 

P3171410出口さん : 思ったよりも大変な作業でしたが、とても満足しています。大切に使います。ほかの編み方も是非参加したいです。

 

 

 

 

P3171395

出口さん奥さん : 女子でもできる!自分のスツールが完成しました。今日は雨でしたが来てよかったです。夫と来ました。休憩中の飲み物、お菓子ありがとうございました。

 

 

 

 

P3171386

Fさん : 一日疲れましたが、充実した日になりました。

 

 

 

 

P3171396

Yさん : 今まできっかけがなく出来なかったが今回の講習で良くわかり、今後のイス作りにいかして行きたい。 Y Chair の編み方もお願いします。

 

 

 

 

次回予告

もしかするとこのカナコ編み以上にペーパーコードといえば。な編み方?(何編みと呼ぶのかわからないのですが、Yチェアの座面というとピンとくる方も多いはず。)

その編み方を取り上げた“スツールの座編み教室 第2弾” を4月21日に開催。

募集要項は近日アップ。しばらくお待ちください。