調整を続けてきましたが、みんターナショナルの当日の企画のひとつ、“日本国内のプロによるデモ”は中止せざるを得なくなってしまいましたことをまずはお詫び申し上げます。(期待していただいていた方、本当にすみません!)
が、その代り目玉企画ロバートソービーのデモはかなり濃い内容となっています!
2時間半やって ~休憩~ また2時間半、 と合計5時間を使って、ロバートソービーならではのスタンダードツールをはじめ、今回は目玉といえる新作TurnmasterやPro Edge、ソブリンシステムまでをカバーする内容。
このツールがあればこんなことができる!というのとそれをどう使いこなすのかをお見せします。
11月の10日(土)と11日(日)の二日間、どちらの日に来ても同じ内容のデモを見て頂けるようになっています!
同じ日付でこちら清水ではうつわ展もやってます。これはもうぜひ都合つけて清水に遊びに来てください!
みんターナショナルもうつわ展も、関係スタッフは鋭意準備進行中です。
さて、そのみんターナショナルの準備。 以前の記事 “ 準備経過報告① ” では、当日のデモンストレーションの撮影セットを準備中ですと書きましたが、今日はその撮影のプチリハーサルです。当日おたおたするわけにはいきませんから。
それからうつわ展の会場となる清水のマリナートでは、無線LANじゃないけど有線LANなら貸し出しできるよ~と。これでうつわ展の会場にいる方にもリアルタイムで工房スタイルではどんなデモンストレーションが行われているか中継放送できることが濃厚になってきました。USTRERAMを使って。
ローテクな自分もだいぶハイテク慣れしてきたかな?
しかしリハーサルも終盤になりだいたい感覚をつかむとだんだん脱線しだして...
オートフォーカス機能とかついてない超手動の固定カメラ(小型CCDカメラっていうんでしょうか?)がどれだけの性能なんだいと要らぬ探究心がはたらき...
どこまで超接写できるかやってみたところ...
おもしろい絵が撮れました!
↑ これはそこにあった、サンディングで仕上げた豆皿(ホワイトアッシュ)です。(この引きの絵は普通のデジカメです。)これを小型カメラで超接写してみると... ↓
↑ こんなことに!導管にサンディングの粉がいっぱい詰まってます。ちなみに#400番までわりと念入りにかけて、粉もかなり念入りに払いのけたつもりでパッと見はつるつうるに見えるんですけどねぇ。
そして何よりサンドペーパーのこすったキズアトがくっきり!
↑ そしてこちらはたった今ガウジでベベルラビングして削ったケヤキ。 接写すると...↓
こんな表面。まさしくサンドペーパー仕上げのとかんな掛けしたのとの違いってかんじですね。いや~。。職人さんがサンドペーパーなしで仕上げなきゃだめだ!というのが理解できます。サンドペーパー掛けて仕上げたものはこの後の塗装にかなり影響を及ぼしそう。漆の塗師さんなんかには怒られそうな感じです。
脱線はさらに続き、もっといろいろ撮ってみました。
これはこないだVERITASのスクレーピングプレーンで仕上げた、目がぐちゃぐちゃに入り組んだアッシュバール。
月面探査機の映像みたいです。
↑ こちらも同じくスクレーピングプレーンで仕上げたブナ。
↑ まだバンドソーの挽きあとが残っている面はこんな。バンドソーのブレードが通って行ったあとが見えます。
↑ プレーンをかけた表面は導管もスカッ!ときれいにカットされています。
この超接写カメラでまた何か面白いもの撮れたらアップします。
ていうか、
こんなことしてないで早くうつわ展に出す作品つくらなきゃいけないんだけどなぁ...
まだできてない。 ヤバイヤバイ...