LEIGH(レイ)のダブテールジグのワークショップのご報告。
今回は、北米産ウォールナットと国産クルミ(オニグルミ)の組み合わせで作っていただきました。
同じクルミの仲間でも、色味がずいぶん違うのです。
片側にスルーダブテール(一般的な蟻組・両面に木口が見えるタイプ)、もう片側にハーフブラインドダブテール(包み蟻組・一方の面に木口が見えないタイプ)を削り出しました。オーソドックスな抽斗(ひきだし)の構造ですね。
兎角、難解に思われがちなレイジグ。
そこで、少々厚みのある取扱説明書を思い切ってかいつまんで、ワークショップ用に資料を作成してみました。手順を思い出すための覚書みたいなものです。
まずは上の写真でも紹介している、スルーダブテールとハーフブラインドダブテールについて。
対象機種
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LEIGH
12インチ・ダブテールジグ SUPER 12
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LEIGH
18インチ・ダブテールジグ SUPER 18
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LEIGH
24インチ・ダブテールジグ SUPER 24
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加工可能組手
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A スルーダブテール [蟻組]
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B
ハーフブラインドダブテール [包み蟻組]
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B1 バリアブルスペース・ハーフブラインドダブテール [任意で蟻を配置する方法]
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B2 ラベット・ハーフブラインドダブテール [段欠き付包み蟻組]
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C シングルパスハーフブラインドテール [同時に2枚1組の蟻組を加工する方法]
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D ボックスジョイント [あられ組]
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E スライディングダブテール [蟻溝]
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工程
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組手
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A スルーダブテール
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B1
ハーフブラインド
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1
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印付け (加工時に見える側)
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テール
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内側
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内側
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ピン
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外側
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内側
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2
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マーキング
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テール
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ピンボードの板厚
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ビットの刃長(120-8:11㎜)
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ピン
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テールボードの板厚
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なし
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3
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ガイドブッシュ
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#711C(別売・真円)または
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#711C(別売・真円)または
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e7(付属品・楕円)
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e7(付属品・楕円)
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1枚目の加工
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テールボード
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テールボード
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4
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クランピング
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垂直面
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垂直面
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5
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ビット
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標準
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No.80-8
ダブテールビット(1/2”
8°)
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No120-8
ダブテールビット(1/2”
14°)
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その他
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(別売)1/4"・5/16”・3/8”・7/16” 全8°
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(別売)18°・12°・10°(付属)8°全1/2”
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6
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フィンガーアッセンブリー
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TD PINS
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HB TAILS
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7
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目盛
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ビットの刃径(No.80-8:1/2)
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テールボードの厚さ
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8
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フィンガーセッティング
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両端:ハーフ 残り:任意
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両端:ハーフ 残り:任意
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9
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フィンガー反転
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TD TAILS
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―
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10
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目盛
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ALL
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―
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11
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ビットの深さ調整
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組手の段差を決定づける
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組手のきつさを決定づける
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12
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切削
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バックカットでバリを最小限に
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バックカットでバリを最小限に
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2枚目の加工
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ピンボード
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ピンボード
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13
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クランピング
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垂直面
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水平面
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14
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フィンガーアッセンブリー
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TD PINS
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HB PINS
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15
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目盛
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ビットの刃径(No.80-8:1/2)
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テールボードの厚さ
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16
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ビット
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No140-8
ストレートビットまたは
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そのまま(ダブテールビット)
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#170C
スパイラルビット(別売)
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17
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切削
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バックカットでバリを最小限に
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木口面なのでバックカットはしない
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18
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きつさ調整
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きつい時
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フィンガーアッセンブリーを奥に移動
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ビットを引っ込める
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ゆるい時
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フィンガーアッセンブリーを手前に移動
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ビットを出す
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19
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段差調整
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浅い時
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ビットを出す
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フィンガーアッセンブリーを奥に移動
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深い時
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ビット引っ込める
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フィンガーアッセンブリーを手前に移動
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この表だけを見て、決して尻込みしないでください。
やっぱり難解だ、逆効果だ、と言わないでください。
取扱説明書本編はもっと詳しく丁寧で、何しろ分かりやすいイラスト付きです。ただ、その分ページ数が多いので、ポイントをまとめてみたわけです。
とにかく理屈を体感的に理解すれば、さほど難しくはないのです。
そのためにワークショップがあるのです。
とにかく理屈を体感的に理解すれば、さほど難しくはないのです。
そのためにワークショップがあるのです。
まずは9月23日(土・祝)、1席空いてますよ。
「アリ組には興味あるけど、レイジグはちょっと」という方にはより簡易的なこちらもおすすめ。
12インチ・ダブテールジョイントジグ http://www.off.co.jp/item/T_1979.html
ワークショップでレイじゃなくてこっち ⇑ をやってみたいという方もお受けします。