昨日はルーターテーブルの教室を開催しました。
工房スタイルのルーターテーブル教室では、ルーターはなるべく参加者の方ご自身がお使いのモデルでやってもらう方が理解しやすくていいだろうと考え、各社のルーター数機種それぞれにKERVのデスクトップルーターテーブル DRT4のインサートプレートを取り付けて用意しています。
DRT4ルーターテーブルを購入いただいてこれからルーターテーブルをはじめるという方が、まず第一にやらなくてはいけないのがインサートプレートに自分で穴あけしてルーターを取り付ける作業。これにけっこう難儀している方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
別にインサートプレートのど真ん中にルーターがついてなくたって問題ないといえばないのですが、
テンプレートガイドをインサートプレートにセットして使う、なんて場合のことを想定すると、やっぱりどうせならきっちりど真ん中にセットしておきたいですよね。
そんな時はこれ! まだ発売準備中なんですが、ルーターテーブルやる方には覚えておいていただきたいナイスアイテム、 “ルーターのセンタリングキット”を紹介します。
【センタリングキット内容】 は
・リング
・シャフト
・イモねじ式マーキングポンチ
・ルーターのベースプレート取り付け用ネジ
センタリングキットがあればかんたんにうまいことど真ん中にルーターを取り付けることができます。
それではルーターの取り付けをやってみます。
まず、ルーター本体からベースプレートを外し
その他もろもろも外し
ベースプレートをとめていたルーター本体のネジ穴に、センタリングキットのイモねじ式ポンチをセット。
全てのポンチが均等の高さになるようにします。
シャフトを取り付けます。(地味ですが、ここに写っている逆さまにしても中にすとんと落ちないナイスなコレットスリーブは試作品で、他のサイズもそろえて近々商品化するのでご期待ください!)
ここまでできたらルーターは逆さにしたまま置いといて、
ルーターテーブルのインサートプレートにセンタリングキットのリングをセットして
逆さにしたルーターの上にインサートプレートを載せます。
そうです。 このリングとシャフトでセンター出しをして、ルーターのベースプレートのネジ位置に取り付けたポンチで穴あけすべき位置を写し取るって寸法です。
ルーターをお好みの向きで決めたら、
イモねじポンチがアルミのインサートプレートに痕がつくようにゴムハンマーなどで軽く叩きます。
↑これでインサートプレート裏側(=ルーター取り付け面)に穴あけ位置が写し取れました。
ここでミニドリルガイドを用意。これも地味ですがなかなかスグレモノ。今回の作業には必須のアイテムです。
マーキングできたインサートプレートにミニドリルガイドのセンタリングピンでガイドをセットして
ブッシュをさしかえて Dril it!!
穴あけができたら皿ねじ用面取りをします。(こちらの面取りも発売準備中。)
ルーター取付の皿ねじが突出しないように皿面取りできたら完了です。
完成です!
今回紹介した一連の道具は、発売準備中のアイテムがご用意出来次第ルーターテーブルセンタリング用品として改めてお知らせしたいと思います。
これがリリースしたらルーターテーブルはじめるのに面倒だったルーター取り付けが誰でもかんたんにできるようになる!!
ご期待ください~。
それから今回のルーターテーブル参加のお二人の感想を紹介。
Kさんの感想 :
今回のルーター教室への受講は2度目でしたが、前回同様初めての学習内容で大変勉強になりました。今後も再度受講させていただきたいと思います。
原元さんの感想 :
ルーターテーブルの使用方法がよくわかりました。先生のご指導のおかげで作品の出来も満足です。
お二人様、ご参加ありがとうございました。
ルーター、ルーターテーブルがもっと身近になってくれれば本望です。
おつかれさまでした。