話題のニューツール、 OTORO トリマーテーブル TTX。
私は今日は、店頭で生でTTXの良さをより伝えられるようにと実演用の材料を下ごしらえ。
バンドソーで・・・
ざくっと切り出してきた・・・
不揃いな材料が・・・ (ビフォー)
シャキッとこの様に! (アフター) 厚みも幅も均一な材料がちょちょいのちょいでできちゃいます。
TTXは単にトリマーがルーターテーブルの様に使えるようになるというだけではありません。
TTXがあればあなたのトリマーが手押しかんなにも自動かんなにも変身。
リアフェンスベースにジョインター・モールディングモード用のフェンスを取り付けた状態。
インフィードフェンスはアジャスタブルフェンスになっていて、目盛り読みの10倍の精度、0.1mm単位での調整が可能。平行を保ちつつかんたんに気持ちよく微調整できる!
インフィード側をほんの少し引っ込ませてまずは手押しかんなモードに。
インフィードフェンスの目盛1mm動かすと0.1mm引っ込むようになっています。
こうして手押しの工程を繰り返して基準面が出せたら・・・
今度はリアフェンスをフェザーボード付きのものに交換し、フロントフェンスもセットして、幅決めモードに。
フロントフェンスも同様にアジャスタブルフェンス。
平行を保ったままフェンスを向こうにせり出させることができます。0.1mm単位での調整可能。
こうして不揃いの材料たちを一様に通してはフェンスを寄せ、通してはフェンスを寄せ・・・を繰り返していくと、先ほどの写真の様に幅決め、厚さ決めができてしまいます。
ここから先はジョインター・モールディングモード用フェンスにまたつけかえて飾り面加工するなりなんなりと・・・
このコンパクトな姿で、基準面出しからから飾り面の加工までできてしまう、
要はバンドソーで雑に切り出してきた材料から作品の完成までがこれ一台あればできてしまうんです!
これは私もかなりのお気に入り♪
TTXにピンときたら工房スタイルへ! 実演できます。