2012年6月24日日曜日

6/23.24 木工旋盤始めるのに一式そろえたらいくらになる?

 

ウッドターニング教室1泊2日基礎コース、お疲れ様でした。

 

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W.Wさんの感想 : 木工旋盤はとても奥が深くおもしろいと分かりました。この2日間充実した時間でした。練習してもっと上達したいです。ありがとうございました。

マレットのすべり止めグリップも、写真では見えないけどプレートのふちうらに入れられた飾りも、ナイスです。いやー、凝り性ですねー。

 

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Kさんの感想 : 納得。

楽しんでいただけましたでしょうか。納得。のひとことに全てがこもってる?また会える日を楽しみにしております。

 

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今日は参加者の方にも尋ねていただきました、

木工旋盤をゼロから始めてちゃんと楽しめるためには、どれだけの道具をそろえて、いくらになるのか?

というご質問にお答えさせていただきたいと思います。

 

参考に、この教室は初めての方でも

★刃物がしっかり砥げて、   ★棒もの削りもできて、   ★うつわ削りもできて。

という、“今後ウッドターニングを楽しんでいくための基本”のマスターを目指す内容ですので、 この教室で使う道具はそれだけのことができるために必要な道具、とも言えます。

 

すべての木工旋盤をやる方の目的は同じではありませんので、あくまで「木工旋盤を一つの趣味としてとらえ、あんなことやこんなことやいろいろ挑戦してみたいなぁ。現実的な予算で!」という場合。例えば旋盤はこの教室で使用しているKC-14というモデル(おすすめのベーシックモデルです)を取り上げますと・・・

★旋盤本体(約6万円)に加えて

★スロースピードグラインダー(約2.5万円)

★シャープニングジグ(約1.5万円)

★ターニングツール(教室で使用の8本組で)(約4.5万円)

★チャック(約2.5万円)

★他、最低限そろえたいウッドターニング関連アイテム(測る道具など)

などになるでしょう。これでだいたい20万円弱くらい。

小型のオートバイくらい?よりは安い?

 

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それでは教室の模様と教室で使用しているおすすめの道具を紹介します。

 

1日目

シャープニング ~ センターワーク練習 ~ センターワーク本番(マレット制作)

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8本組ターニングツールセット。何本でもほしくなってしまうターニングツールも、とりあえずこれだけは押さえておきたいという8本で、これから始める方には特にオススメ。単品買いよりお買い得です。

 

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シャープニングはまずグラインダー砥石のドレッシングから。

右はエビ印ハンドドレッサ。ダイヤモンドチップ部は厚み4.5mmあって超長寿命。こちらでももう2年くらい使ってます。まだまだ使えます!

左はバリュータイプのダイヤモンドドレッサー。安い!ダイヤモンドチップは表面についてるだけなのでエビ印のに比べたら寿命は短い。でも幅広で使いやすい!

 

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ベベルゲージで刃先の管理。

右はveritasのベベルゲージ

左は10 in 1 チャックゲージ。センターファインダーとしても使えたり丸棒削りのサイズゲージにもなったり、便利で使ってますがいろいろついてる機能は私はまだすべては使いこなせてません(笑)。

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そんなに違うの?とよく質問をいただく写真の水色の砥石はSGホイール

体感してわかるほどの良さが、やっぱりあります。(スロースピードグラインダー標準付属のホワイトアランダム砥石だって十分いいので、もったいないから最初から替えなくていいですよ!)

そろそろ砥石も交換時期かな?という方やスキューのロングポイントがすぐ焼けてしまって困っちゃう。。。なんて方(それは私)、検討してみる価値あり。おすすめ砥石です。

目詰まりしにくさ、発熱しにくさで快適にシャープニングでき、完了後ちょっとした幸せ感を感じることができます。

 

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ドライブセンターを使用して棒もの削りをするときにはドライブセンターのツメがガッチリ喰ってドライブするようマレットを使ってしっかりくいこませます。

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ウルバリングラインディングジグでフィンガーネイル砥ぎの紹介。

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センターワーク本番、マレット制作。

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ワイヤーバーニング。

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2日目

フェイスワーク プレート削り。

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フェイスプレートの取り付け。写真左のセンターファインダーでおよその中心を割り出すことができます。真ん中のニードルとカラーはセンターマーカー。中心点にフェイスプレートをビタッとセットするのに便利です。

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NOVAコールジョー使用。スーパーNOVA²チャックの標準付属ジョーを外して付け替え。

頻繁にお皿削りをやるならやっぱり、欲しいですね~。

 

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今回はバーニングペンを使ってプレートにサインを入れました。文字を書くならこのCペンです。

 

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オイルフィニッシュ。 使用したオイルはタングオイル(桐油、乾性油)。 

乾燥促進剤や溶剤を含まず、フードコンタクトもOKなこの商品はおすすめ。液はややとろみがあり、塗ってしばらくは独特のにおいがありますが、天然オイルフィニッシュ塗料の中ではすぐれたはっ水性能を持っています。

 

ここに写真で紹介したアイテムだけあればよしというわけでもありませんので、

「木工旋盤でこんなことやってみたいんだけど、いくらくらいになるのか?」

はどうぞぜひお気軽にお問い合わせくださいね。