POWERMATICのヘリカルカッター搭載のプレナー(自動かんな盤)。
サンプル機が前から工房スタイルにおいてあったのをすでにご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、本日遂に発売です。
インプレッションは、結論から言うと・・・
惚れます。
いい!の一言。
細かにその良さを伝えたいところですが詳細はWEBショップ商品ページをご覧いただくとして、要は・・・
★小さな超硬チップ刃(がたくさん並んでて)で切削するので、従来のかんな盤のあのヘリコプターが上空旋回中のような爆音もなく格段に静か!
★切削抵抗も少なくなってスムースな仕上がり、と同時に切削屑も細かいので集じん配管も詰まりにくいです。
★かんな盤では肝心かなめの「はなおち」の調整はどうかというと、ゼロというと語弊がありますが全く問題にならないレベルにまで調整することが可能、しかも簡単にです!
「百聞は一見に如かず!!」
工房スタイルにはいつでも試運転可能でスタンバってますので気になる方はぜひ見に来てください。
ただし、見たらかなりの度合いで欲しくなっちゃうと思いますのでご注意ください!(笑)
そんなPOWERMATICの自動かんな盤ですが、
かんな盤といえばPOWERMATIC!
POWERMATICといえばかんな盤!
と言っても過言ではない、ぜひ皆さんに紹介したいあるエピソードがあります。
POWERMATICと言えば、アメリカでは“安かろう悪かろうではなく末永く愛用できる信頼性の高いマシン”といった定評を得ていますが、POWERMATIC自身もその自信と誇りをでかでかとしたロゴプレートに書き添えた“THE GOLD STANDARD SINCE 1921”のコピーに表現しています。
今では 「憧れのGOLD STANDARD、 POWERMATIC。」 というブランドイメージをつくりあげたPOWERMATICですが、
その1921年に何が始まったのか? それがPOWERMATICのホームページに紹介されています。 ↓
今から100年ほど昔、のちのPOWERMATIC創業者となるLeonard F. Smith氏はテネシー州で材木の販売を生業としていました。
1921年、自身が取り扱う未仕上げの荒材を自前でプレナー仕上げすることができれば自分の材木はもっともっと売れる、と信じていた彼は自らプレナーを作ってしまおうと決心し、本当に完成させてしまいます。
自作のプレナーが完成するや、自身の材木の商売には多大な貢献を果たしたわけですが、ほどなくして業界の知り合いからも彼のプレナーがほしいと注文が入ってくるようになると、その評判は瞬く間に広まり、Smith氏は材木業をやめフルタイムでマシンの製造に専念することを決めました。
1928年、会社は成長し、設備拡張のための移転とともに会社名をPOWERMATICとしました。
とあります。
こんなエピソードを知ったうえで、このかんな盤をご覧になりにお越しいただくと、より一層おいしくいただけるとともにほしくてたまらなくなってしまうこと請け合いです。(笑)
気になる方はお気軽にお問い合わせください。