工房スタイルとしても初のグリーンウッドワークのワークショップ。
2002年にご自身がグリーンウッドワークに出会って以来、日本でもグリーンウッドワークを広めようと活動されている名古屋の加藤さんに出張ワークショップのご協力いただき、グリーンウッドワークとはなんぞや? その醍醐味を味わってみよう!という内容で行われました。
当日持ち込まれたのは薪屋さんのつてでということでしたが樹齢約200年くらいと推定される(らしい)、目の詰まってしらたが少なく赤みの部分が大きいヒノキ。
少し削るだけでたちまちヒノキ特有の芳しい香りがして気持ちいいです。 フィトンチッド?ヒノキチオール?よくわかりませんが天然の森林浴成分でワークショップは終始リラークス気分で楽しめました。(笑)
でも実際、気持ちいのはにおいだけではありません。 電動工具のけたたましい音もなく、粉じんのような木屑も出ず、よく研がれたドローナイフなどの手道具で感触を感じながら削る。 騒音もなく静かに、また自分も黙々と集中して削る。 こういうところが気持ちいいんです。 これがグリーンウッドワークの魅力の一つだと私は思います。
極端な話、たとえば薪ストーブの前でリラックスして座って何を作るでもなく目的もなくただ黙々と削ってるというだけでも十分楽しめます。
ワークショップが終わると、皆さんいい笑顔で面白かった~と。
自分の筋肉を使って削った気持ちいい疲労感と満足感だと思います。
いいワークショップでした。
加藤さん、ありがとうございました。 また何かやれるといいですね。 もっと多くの方にぜひ味わっていただきたいと思います。グリーンウッドワーク。
皆さんの感想をご紹介。
Iさんの感想 : ヒノキの良い香りの中で楽しく作業できました。手作りの味が出て工作の幅が広げられたように思います。機会があればイス作りにもチャレンジしたい。
渡辺さんの感想 : 楽しい体験になりました。モーターの音や粉じんのない環境でヒノキの香りをかぎながらエンジョイできました。今後の自分の仕事にも役立てたいと思っています。
Sさんの感想 : 素朴なイスができました。生木をサクサク削るととても気持ちがよく、楽しく時間を過ごせました。
お疲れ様でした。 楽しかったですね。 またこんなワークショップができるといいです。 生木を入手するというのもなかなか難しいですが、 何とかなる、という方もいらっしゃいました。 ご自身でももう少し追求してみてください。