2012年3月27日火曜日

3/24,25 ウッドターニングはスポーツである!

 

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恒例の1泊2日のウッドターニング教室は、「ウッドターニングってなんだかおもしろそうだね。」という第一段階を通り越して、「おぉ、おもしれぇ!もっと深く極めたい。もっとうまくなりたい。」という第二段階目に差し掛かってしまった方におすすめな教室。

これまでこの教室に参加された方も皆さん本当に熱心な方ばかり。ウッドターニングって、楽しい。はまってしまいますよね。

人それぞれ十人十色あると思いますが、ウッドターニングの魅力はなんなんだろうかと考えてみる。

 

サンドペーパーのいらない美しい削り面で仕上げたいとか

ターニングツールを思いのままに操れるようになりたいとか

誰だって美しく、または効率的に、思い通りの作品を仕上げたいわけです。

 

そのためにはどうすればいいのか。

まずはセオリーを理解することだったり、何度もトライ&エラーを繰り返し、成功したときはなぜそれがよかったのか、それを体で実感して習得することだったり

ひと工夫を加えた作品を作るには、そのひと工夫のためにどれだけのステップを経てそれが完成するのか頭にイメージして知的に段取りして。とか

 

このまさしくスポーツのようなところがウッドターニングの魅力のひとつなのでは。

相手はTVゲームのように毎回同じパターン、シチュエーションではやって来ないから毎回柔軟に知的に華麗にプレーする。(サッカーも野球もサーフィンも一緒!同じ波は二度と来ない。)だから楽しい。

そのためにはまずルールを知ることが必要だし、日々練習して基礎体力をつけておくとか、自分流のプレースタイルを編み出していくにもまずは基本技術をを身につけることが大事だったり。

楽しくプレーするために基本の下地を身につけることが大事ですね。

 

2日間にわたるこの教室はそのための教室。だからこれからはじめたい方、もっとガンガン楽しみたい方にオススメなんです。

内容は基本中の基本。これからどんどん上手くなってもっと楽しめるように。

 

 

 

シャープニング ~ 1日目、刃物を研ぐことからスタート。旋盤に手を触れるよりも先にです。ガウジ系、スクレーパー系、スキュー、パーティングツール… 1日目の半分を割いてシャープニングを行います。ターニングはシャープニングから。

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どんな鋼材で出来ているのか。焼き鈍さないとはどういうことか。グラインダー砥石の砥粒のこと。それぞれのツールをどんな場面で使うのか。カッティングエッジがどういう形であるべきなのか。

「さあやってみてください。」だけでは習得できないこともたくさんあります。講師はホワイトボードを使ったレクチャーにも時間を割きます。

※ちなみに参加者の方にはノートやデジカメを持参いただいて板書や作業の様子を写真に撮ったりして帰ってから復習の材料にしていただくことを推奨しています。

 

センターワーク ~ 一日目後半、刃の運び方、そのための自分の立ち位置、スタンス、ツールの持ち方、刃の送り方と回転数の関係...

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ワークをパート分けする。作業を効率化すること、手順を段取りすること、パートごとに適したツールを使い分ける。

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フェイスワーク ~ 二日目はじっくり一日かけてプレートづくり。一日目のセンターワークとは使う刃物もちがい、まったく勝手がちがいます。ここで初めて登場するチャックも、なんとなーく使うのではなくチャックのことをよく理解したうえで使います。

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エクスパンディングでチャッキングする場合リセスの深さ、径はどの程度にするべきなのか?

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テノンを形成してコントラクティングの場合は?

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テノンを除去して作品につかみしろを残さない方法は?

 

などなど、書き出したのはほんの一部で、ひとときも気を抜くひまがないほどのペースで教室は進行。本当におつかれさまです。

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Yさんの感想 : シャープニングを教えてもらえることがとてもためになりました。とてもていねいにひとつひとつ教えてもらい、今後に役立てます。

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Hさんの感想 : とても勉強になりました。これは本当に教わらないとわかりません!感謝です。ありがとうございました。

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せっかく覚えたことを忘れないようになるべく早いうちにまた復習してくださいね!