以前木工旋盤教室に遊びに来てくれた陶芸40年の岩崎さんはあの時、教室に転がってた粗挽きしてそのままほったらかしにされていた未完のボウルに非常に興味を示していました。
「何で?これはもう割れちゃっててだめだよ」と私が言うと、
「その表面の模様がいいんだよ。」と。
これを型にすればボウルの内側のざらざらのテクスチャーが、手では出せないアジを出せるんだということでした。 へ~! 陶芸を知らない私は思いも付きませんでした。じゃあどうぞどうぞと差し上げると、
「色も形もお好みのうつわを作ってあげるよ。」とおっしゃるので
「じゃあ海!って感じの大き目なうつわを!」とだけ頼んでしばらく経ったその後、
ちょっと忘れかけたころ、その海のうつわは突然届いた!(といっても2か月くらいしか経ってないけど焼き物ってそんなにすぐできるのだろうか?)
おぉ、間違いなく海だ!!! 深ーい青。だけどいろんな青が混在してます。
↑ 私のお気に入りの部分はここ。
薬?色つけるやつって、こんなに泡立ったような感じに塗ることもできるの? もう、まるでサーフィンでいう “ スープ ” みたいです。
ここが今まさにきれいにレフトにブレイクしていく波のようです。
ビスケット#10でサーフィンしてみた。こうしてみるとリップがけっこう巻いてて速そうだな。とか新たに発見するのでした。ひとりでやっててニヤニヤしてしまった。。。
さて、肝心の粗挽きボウルのなごりはどこに??
発見! 裏。
おおぉ~、 そういうことか。
いいねぇ~。
こんなうつわをもらって本当にうれしい。大事にします。が、使います。使わなきゃもったいない。
陶芸って超面白そう! 休みが出来たら絶対岩崎さんの陶芸教室行こう。