今日のお客さんはそば打ちを教えたり、なんとそば打ちの本まで出版されているという方で、
そば打ちの道具まで自分で作るようになってしまったということでした。
包丁もワンオフ!握りは黒檀。ブレード(とは言わないか?)も白紙一号というからこだわってますね~。高そう!
そばを切る包丁ってどんな刃なのか、はじめてみせてもらいました。自分はなんとなく、めちゃめちゃ切れる刃ではないようなものをイメージとしていました。でもかなり鋭利に研がれていて。紙がスーッと切れるくらい。
どこの世界も、職人が自分の仕事に使うこだわりの道具ってありますね。
のし棒も、他人には貸せない、オレ専用。ですね。
一直線にまっすぐに見えるけど棒の中心に行くほど微妙に太くなっているんだそうです。
メープル、パープルハート、紫檀、シャム柿・・・とまあいろんな銘木があります。ちなみに無塗装仕上げだそう。うるしなんかもかっこよさそうですね。でも実用面で無塗装がいいとかいろいろあるのかな?ひっつくとかひっつかないとか??
板から角棒を切りだして旋盤でまわして加工するそうですが、お客さんの当面の課題は「高い材料を無駄にしたくない!」。そりゃそうです。
ミスしてダメにしてしまったり、長いものだからちょっとだけまっすぐ切れなかったらそのちょっとがかなり影響しちゃいますよね。
「少しでもうまく角棒を切り出すのにいいバンドソーはないか!?」ということで
待ってましたとうちのオリジナル、自慢のドリフトフリーバンドソーDF-14でドリフト調整して快適にまっすぐ切れるところを実演するとたいそう気に入ってくれた様子でした。
へへ、いいでしょう、DF-14。
またのご来店お待ちしております。ありがとうございました。楽しかったです。