2016年6月26日日曜日

STIHL 041AV 修理完了

 

 

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土曜日ルーターテーブルの教室を行いました。

以前ダブテールジグのワークショップにも参加していただき、その後D4R PROのアイソロックジョイントで目いっぱいの幅600MMの子供用机などバリバリ作っちゃってるマニアックなHさんにご参加いただきました。 ありがとうございました。

 

 

 

 

ここからは別のマニア向け写真集。

 

 

 

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チェンソーの修理が完了。

地元の林業マンAさんお持込の041AV。 

 

マシンには表記がなく正確な製造年月はわかりませんでしたがこのモデル自体は1968年から製造されたものらしく、とっくにビンテージマシンです。

 

各部整備も済み、いらんことですが必要以上にキレイキレイして記念撮影(笑)

だってなかなかお目にかかれなさそうだし。

 

 

 

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さすがにこうした劣化パーツは交換ですが

 

 

 

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ダウンドラフト?

 

 

 

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ずーっと放置プレイだっただけ・・・ということで特別具合が悪いところはないはずとのこと。

おっしゃる通り、外観とは裏腹にシリンダーとピストンもきれいで圧縮も問題なさそうで難なく息を吹き返しました。

 

 

防振のラバーマウントを介してしっかりと伝わってくる排気量61ccのエンジンの力強いアイドリングの鼓動。

 

スロットルをあおるとまるで年式を感じさせないレスポンス。

 

ん~  いいね!

 

重いけど十分現代でも通用しそうです。

 

 

 

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旧ロゴがいい味

 

 

 

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時代を感じる WEST GERMANY

 

 

 

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2016年6月19日日曜日

茶運び人形レプリカ!

 

今週も最終営業日、はやいなー笑

 

今週の記事はやっぱり昨日のマルヤマさんですね!

 

毎度毎度ものすごく凝ったものばかり作ってる方ですが、

先週マルヤマさんが使ってるリョービ?かマキタ?の糸のこ盤で使えるいい刃ない?とご来店で

うちのおすすめ、長さ130mmのぺガスの糸のこ刃がつくかわからなかったのでお試し用の刃で2,3本差し上げましたが

昨日、「めっちゃめちゃよく切れんなこれー!!」とのお言葉頂戴しました。

 

で、刃の追加購入がてらその糸のこ盤で何やってるのかと見せてやろうと持ってきてくれたのがこれでした。

 

 

すごっ!

 

 

これはさすがにお世辞抜きにすごい。 茶運び人形。

からくり部分はだいたい完成していてあとはお針子仕事を縫製関係の学校出の娘さんに丸投げして完成の見込み

ひょんなことからこの人形の設計図を入手してから3か月くらいずっと張り付きでのめりこんでやってたんだそうです。

 

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  ↓  こちらの歯車もすべて糸のこ盤でやったって。

すごいよね~ ぜんまい巻くとしっかりスムースに回るんですよ。

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いつだかこんなからくりを作りたいんですとやってきた若いお客さんがいたなー。

ぜひとも二人を結びつけたいな。

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わかります?歯車部分が木口になるように8枚貼りあわせてます。

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湯呑をお盆に乗せると

腕が下がって・・・

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歯車の動きをストッパーしているニードル的なのが引き上げられてからくり全体が動き出す・・・

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白い樹脂板をまげて代用したというリーフスプリングみたいなやつは本来はクジラのひげを使っていたんだそうです。

さっきから「はぁーっ!」 「へぇ~っ!」 の嵐の私ですがここでまた丸山さんと口をそろえて「昔の人はすごいよねぇー!」なんて思いを馳せます。

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  ↓  クジラのひげってこんなん。(Wikipediaより)

 

 

くじらもすごいけどこのギアとか

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ぜんまいの力をある程度一定のスピードに整える ↓ この機構とか

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人形がくるっと180度旋回して帰っていく動きをさせるこの前方後円墳的なカウンターウェイトみたいな形の車とか。

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つくったマルヤマさんもすごいし、

これを江戸時代につくったひともその当時の技術も道具も・・・

 

何もかもがすごい。

 

これだけの仕組みをデザインすること、

それを形にできる刃物、道具があったこと、

作れる人がいたこと、

 

ため息が出ますね。

 

今から何百年後かに、今の世の中にあるもので同じように「昔の人はすごいね」と言わせる何か、あるかな~

なんて思いを馳せます。

2016年6月12日日曜日

防護ズボンは伊達じゃない

 

スチールの今春夏の新作チェンソー防護ズボン、

アドバンス X-Light ズボンと吊りズボン 入荷してます。

従来のアドバンス防護ズボンに比べて 20%! 軽量化されたというのが売りですが、

通気性の良い生地を使用していて夏向きです。

 

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吊りズボンのほうは背中部分はメッシュで涼しげ。

 

 

定年まで勤め上げて晴れて引退したのち夫婦で山梨のあけのへ移住し、薪ストーブだ~陶芸だ~と第2の人生を謳歌しているらしい私の親戚の伯父さんも、チェンソーユーザー。

先日お店に来てくれて吊りズボンのほうをご購入。

このひとなんでもカッコから入りたいんよとは伯母談、笑い話ですが、

今回は伯父さん正解です。

 

チェンソーの防護ズボンが欲しいな~ 

と相方に相談したら、ウェアなんかいらないでしょ?ともし相方が言おうものならこっぴどく怒鳴り散らかしてやってください。

 

愛する人には防護ズボンを贈ってやってください。

 

チェンソー作業においては下半身を守るズボンだけは話が違います。伊達じゃありません。

チェンソーの事故で一番多いのが脚です。

 

 

まさかのことが起こる前に、せめて防護ズボンだけは装備したいものです。

ただ薪づくりするだけだよ~。っていう方でも。 

 

サンデーメカニックが休日車やバイクをいじるときにつなぎを着るように

スポンッと穿いてやりたいですね。

チェンオイルなんかも飛び散って結構汚れますしね。

 

 

 

 

 

 

と、

 

 

土曜日はダブテールジグのワークショップでした。

プロの建具屋さん友達同士3名でご来店、2名教室参加、1名見学。

一度やってみたんですぐ慣れると思いますが、わからないことがあればまたお気軽にお尋ねください。

ありがとうございました。

 

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Mさん : 楽しかったです

Tさん : とても楽しかったです。

Sさん : とても楽しい時間をすごさせていただきました。ルーターの使い方が大変でした。ありがとうございました。

2016年6月5日日曜日

今週のちょっと撮らせて  アサイさん  地元活性化

 

 

こんばんわ、

明日明後日、月火は店休日となります。

今週も日が経つのが早い、気が付けば今日もまた工房スタイルの一週間が終わります。

 

 

さて、こちら静岡では今週はシズオカ家具メッセが催されていました。

土曜日もうかなり昔からご愛顧いただいてる地元の常連さん、アサイサンご来店。

 

そういえば今まで聞いたことないけど私と年そんなに離れてないとは思いますが、木工の先生もされているような人ですが気さくな話しやすいお兄ちゃん的キャラです。

たまたま居合わせたお客さんが洋がんなについて教えてくださいと言ったと思えば後ろにいたにアサイサンがスッとでてきて店員じゃないのに「これのいいところはさ~・・・・・・」と丁寧にたっぷり濃密なご講釈をしていただき、「い、今の方、お店の方だったんですか!?」と言わしめるような、そんな愛くるしいお兄ちゃんです。

 

 

 

外でアサイサンとなんでもない話をしていると

お  なんだこれは

車に積んでたベンチがいい感じだったので撮らせてもらいました。

 

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かなりいかつくて見るからに重たそうですがなんかやさしいかんじ。

 

 

 

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サーフボードみたいなほのかなアールの座面。

 

 

 

 

 

いいね~なんていいながら無知な私はアサイサンの話を聞いてあとから調べて知りましたがデザイン自体は“登呂遺跡の椅子”をモチーフにした作品なんだそうです。

 

造詣が深いね~!

グーグルで [ 登呂遺跡 椅子 ] で検索してみてください。 面白いですよ。

 

 

で、面白いのは中身です。

家具メッセは土日が一般公開ですが土曜日にここにあるということは一般の方に提案しようということではないんだよとのこと。

役所関係から地元の県産材を活かして地元を潤す方法は何かないかという問いに対するアサイサンの答えだそうです。

 

 

地元の林業マンが伐った県産のヒノキ間伐材、放置材をたっぷり消費するために故意にボリューミーなデザインで、集成をプレカット屋が行い、家具職人が形にする、と。

屋外でも10年は持つように考えてある。ということでレジャーや観光の場にどしどし納入する。と。

木にかかわるみんなの仕事なんだと。

 

ふ、深い!

 

ただ単にかわいいな~と思ったから尋ねたわけだけど、だべってたらこそ知りえた、そんなストーリーがあったとはねぇ~!

自分のメインの仕事ではない?のに半ボランティアみたいなことで相当な時間をかけたんでしょう。  敬礼!!

そんな仕事ができるといいね!

 

 

そしたらまわりまわってうちのチェンソーも売れるもんね!(笑)なんつって。

いや、楽しいいいお話でしたよ~。

2016年6月3日金曜日

MS261C-M 旧型在庫限り特価!

 

こんにちは。

さっきラジオで聞きました、北海道の男の子見つかってよかった~!

 

 

今日はお得情報を!

 

と、まずは前置き、

 

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以前にもお伝えした本格的抜本的リニューアルを果たした林業のプロご用達、スチールのチェンソー MS261。

今年3月以降国内入荷分からすべてバージョンアップしたもの(↑上)になっています。 

 

 

 

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↑はどちらもMS261のそのまたM-Tronicという簡単に言うと燃料電子制御機能の付いたMS261C-M。

左が新型、右側バーがついてるほうが旧型。

 

 

 

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↑左が新型、右が旧型。 外観でわかる違いは軽量&スリム&コンパクトになったスプロケカバーですが、中身もしっかりと…

・300g軽量化(新型4.9kg←旧型5.2kg)

・0.1kW出力アップ(新型3.0kW←旧型2.9kW)

してます!

 

その新型、ここ数週間いったん入荷待ちとなっていたんですが再び入って来ております。

 

 

 

で!

 

前置きが長くなりましたが

 

ということで当店店頭の旧型も特価で売り切ります!

早い者勝ち、ご来店お待ちしております!

 

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