2013年4月7日日曜日

LEIGHダブテールジグ ~フィンガージョイントのきつさ加減調整の仕方~  e7ブッシュのしかけ


工房スタイルのLEIGH(レイ)のダブテールジグ実践教室では、LEIGHのSuperジグを使ってスルーダブテールジョイントとフィンガージョイントの2種類の加工を体験していただいています。
ダブテールジグなのに、フィンガージョイントも加工できてしまうのが、LEIGHのいいとこのひとつでもありますね~。  (ただしフィンガージョイントの場合はジョイントのサイズ、ピッチは一定。)
ちなみにフィンガージョイントの加工もSuperジグの標準付属のテンプレート、ビットで出来ますからなにも買い足す必要はありませんよ♪  

以下、Superジグ(Super12,Super18,Super24共通です)でフィンガージョイントを加工する際のきつさ加減の調整のかんたんさを!紹介したいと思います。

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↑ これはSuperジグを買うとついてくる付属品のe7ブッシュです。中央のガイド部分の肉厚がなんとなーく正円でなく楕円形になっているのが確認できるでしょうか・・・?
写真では伝えられないかもですが少し楕円形になっているんです。⇒詳しくはオフのWEBショップのLEIGHのガイドブッシュページをご覧ください。


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↑ ルーターを逆さまにした図。 e7ブッシュをルーターに取り付けました。


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↑ とりあえず目盛りを標準設定の5の位置にセットしてみました。
ルーター側にマジックで印をつけておくとわかりやすいですよ♪


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↑ 真上からの図。
e7ガイドブッシュはガイドの外壁の肉厚が楕円になっていることで目盛りをいくつに合わせたかで切削量が微妙に変わってくるという仕組みです。
なので逆にいえば自分は青矢印の方向にルーターを操作する際にルーターの向きは一定に保つように気をつけます。


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↑ 目盛りを5にセットしてやってみた結果。 一発でちょうどいいきつさ加減で出来ました。


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↑ 今度はTIGHTER(きつく)の方向に1目盛りまわして6にして加工してみます。


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↑ 目盛り6にしたときの結果。なんとかはまりましたがマレットでたたいてなんとかはまるくらいのキツキツです。


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↑ 今度は逆にLOOSER(ゆるく)の方向にまわしてに3.5くらいにして再度加工してみました。


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↑ その結果。ゆるゆるになってしまいました。

と、こんな感じできつさ加減が調整できるわけです。  かんたんですね!
いつもテストカットを必ずして、最適なセッティングを見つけてお楽しみください。

それでは今回の参加者さんの感想を紹介させて頂きます。


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Tさんの感想 : 又1つ、はまるものができました。

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勝間田さんの感想 : この講習の為に御殿場に泊まり、東名高速バスで来ました。LEIGHは試し切りがあまりなくかっとでき良かった。微調整が簡単にでき、使い良かった。引き出しをつくってみたいです。趣味で木工をしています。LEIGHが欲しくなりました。杉並の住宅街でしていますので東京にも店を出してください。
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Tさん、勝間田さん、お疲れ様でした。二人ともLEIGHのSuper 18、買っちゃいましたね!
LEIGHジグ買うと家じゅうのものダブテールでつくってしまいたくなる妄想にかられますね(笑)。 楽しんでください!!