2012年2月14日火曜日

キノコ?

 

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 ↑ 旋盤でこんなものをつくってみました。

キノコみたいですが、“自作センタリングツール”です。何のセンタリングかというと

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KERVのルーターテーブルDRT4のインサートプレートにルーターを取り付ける穴をあける、いちばん最初のセッティングの時に使えるかな?と思って。

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 ↑ キノコの傘の部分はインサートプレートリングの穴にフィットするテーパーにしてありますので

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 ↑ 茎(軸)の部分をルーターに取り付け、

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 ↑ こうしてルーターを置くとうまくセンターが出せるかも。

 

こういうセンタリングツールを今、商品として探してもいるんですが、今回は自作してみました。

旋盤でなくてもボール盤などがあれば、自作できそうですね。

2012年2月10日金曜日

2/25の“みんター”にはテクニカルアドバイザーも。

 

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今日は、明日のウッドターニング教室のため、講師の川口さんが前日入りで教室の準備をしてくれています。

2週間後となりました、2月25日のみんなでウッドターニングしよう!のイベント (長いので“みんター”と省略します。)、川口さんと詳しくはまだ話せてなかったんですが・・・

みんターには川口さんも駆けつけてくれるとのこと!

何を隠そう、実は川口さんもすでにPOWERMATICジャパンモデルをご購入いただいた1ユーザーなのであります。当日は1ユーザーとしてもPOWERMATICの魅力を語ってくれるでしょう。

そしてウッドターニング全般のテクニカルな質問なんかも受け付けてくれるとの頼もしいお言葉。

ありがとうございます~。いやー急に楽しくなってきた~!川口さんムードメーカーだもんね。

2012年2月9日木曜日

みんなでウッドターニングしようよ!なんて言い出したのは

 

 

POWERMATICの撮影の時のことでした。一人で黙々とストイックにターニングもイイですが、みんなでターニングしたことが純粋に楽しかっんです。

もちろんPOWERMATICが私にとって今まで触ったことのない初めての本格的なマシンで、今までになくでっかい丸太のターニングを初めて体験できたからというのもありますが。

 

工房スタイルで開催する木工旋盤の教室でも、参加者さん同士で気が合って連絡先を交換したり、教室でなくても初対面のお客さん同士たまたま居合わせてふと旋盤の話で盛り上がって仲良くなったりとか。そういう場面を見ていて思いました。

今や大勢の方がターニングを楽しんでるのですから、同じ楽しみを共有できる時間をつくれたらいいなと。

工房スタイルを物売りの場だけでなくて“楽しめる場所”にしていきたいと漠然とですが私たち自身も思っており、

今回のはこんなイベントもあってもいいのでは?と試しにやってみようという感じです。

2月25日のみんなでウッドターニングしよう!のイベント。

 

しかしPOWERMATICを初めて触ったときは衝撃的でした。

ジムニーからランクルに乗り換えたような感覚?でした。(ジムニーも素晴らしい車ですけどね)

これは是非皆さんにも味わっていただきたい。POWERMATICの素晴らしさ。

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こんな丸太も余裕です。

2月25日の土曜日は工房スタイルに遊びに来てください。

コーヒーとか飲みながら、ゆるーく楽しめたらいいですね!

2012年1月29日日曜日

1/28 万年筆教室 おつかれさまでした

 Kさん
 意外とカンタンに出来ておどろきました。
 初めてとしては自分でもよくできたと思います。




木工旋盤の遊びのひとつのジャンルとしてペンターニングがあります。

ペンや万年筆という物体もまた嗜好品(と言ったらいいか、なんとたとえればいいか。)ですよね。
なぜなんでしょう。ペンという造形物が人を魅了するのは。

工房スタイルに来てくれるお客さんもペンターニングを楽しんでらっしゃるようです。

出来上がったペンはプレゼントに最適。ということや、捨てるのにはもったいない、いい~かんじの木目の銘木の切れ端も無駄なく使えるということなんかもいいですよね。

やってみればかんたんなんですがはじめてだとやっぱりペンターニングっていったいどんな道具、手順でペンが出来上がるの?というのが伝わりにくい(伝えにくい)んですね。

今回の参加者Kさんもそんな理由でご参加いただきました。

教室では下準備の済んだ材料を使いペンターニングを体験していただきますが、百聞は一見に如かず。一度やってみれば、「あ~、だからこの道具が必要なのね」とか「こういう手順でやるんだね」というのがわかり、もうどんなペンでも万年筆でもできちゃいます。

旋盤で削って、ペーパーで整えて、旋盤につけたまま塗装までしてしまいます。

LIBERONのレースポリッシュで塗装仕上げしていきます。
ほんとにレースポリッシュは木工旋盤やる方には必需品ですね。写真のようにペン木地もビッカビカです。

 塗装が済んだらマンドレルからはずしてペン金具パーツを組んでいきます。ペンプレスで圧入!できあがり。


あなたもペンターニング、ちょっとやってみませんか?かんたんです。

2012年1月25日水曜日

1/21のLEIGHジグ教室


休日に海に行ってきました。かれこれ半年ぐらいずっと行ってなかったのですが無性に行きたくなって。
夏場は海水浴場になる静波海岸へ。
海はいいです。

波の音。まぶしい太陽。ネイビーやエメラルドや何色ともいえないいろんな青。たまに水面をジャンプする魚とか。そこらの鳥とか。
その日、いい波に乗れなかっても、満たされた気持ちで家に帰ります。

海に限らず、山とか川とか、そういう自然は大事にしていきたいですね。次の世代も同じものを享受できるように。失ったら戻ってこないです。




さて、土曜日に行われたLEIGH(レイ)のダブテールジグの体験教室。

定員2名でそれぞれLEIGHのベーシックなダブテールジグ、Super 18Super 12を使用していただきました。
Superシリーズには、24、18、12、と3機種あります。
必需品の別売りVRS(バキュームルーターサポート)やオプションのテンプレートを用意する際はそれぞれの機種に対応したものを選ぶことになりますが、3機種は加工できる板幅が24インチ、18インチ、12インチという違いで、加工についてはできることは同じです。


いったいどうして使うん?というのを理解するには、とにかく触ってみること。それが目的です。
いろいろなことができるジグですが、まずは基本のスルーダブテールジョイントの加工を順を追ってイチから通してやってみます。



これから加工を始めるところ。

ダブテールジョイントのピンとテールの幅を決め、材料にマークします。






そのマークにテンプレートのピースの位置を合わせていきます。
Leighのダブテールジグはこのテンプレートを板幅に関係なく自由にレイアウトできるのがみそです。




等間隔はもちろん、不等間隔でもできるし、板の終端の部分で中途半端に終わってしまった…なんてこともありません。
(正確にはSuperジグではテールの幅を調整することができ、上位機種のD4R Proではさらにテールもピンも自由自在にレイアウトできます)











予定していたよりかなり早く終わってしまいましたね。

でも、それだけやってみれば意外と思った以上にかんたんってことでしょうか。

写真では仮にはめてあるだけですがきっちりと嵌合するダブテールジョイントができました。

Tさん
LEIGHダブテールの取り扱いがとてもかんたんであり、早々に購入。色々な作品にダブテールを使用したい。


Sさん
購入を考えているジグの使い方が具体的にわかり大変参考になった。



「実際どうやって使うの?」という声の多い道具ですが、
参加者の方にもLEIGHジグを理解するという目的を果たしていただけたようでした。

 また次を開催したいと思います。









2012年1月21日土曜日

木育

おもしろい方にご来店いただきました。

少し前から、“この日に仲間と大勢で工房スタイルにお邪魔しようと思ってますのでよろしくね。”とある方からご連絡をいただいていました。

そしてその皆さんのご来店の当日。お店につくやいなや、どうやらリーダーらしいそのある方がお仲間ご一行の紹介を始めたと思いきや、その後もずっと洪水のように話が止まらない!

止まらないんだけど、おもしろいんです。その時お店にいたほかのお客さんも巻き込んで、5秒に1回は必ず笑わせる、まるで落語が始まったかのようでした。いやーほんとにすばらしいエンターテイナーでした。

そこで初めて分かったのですがその方は大学教授であり、木工や森のことの本も書いてたりというお方なんだそうでした。やっぱりか。どおりで話が上手!と納得。教授だとかはおいといてお話していてほんとに純粋に楽しかったです。

それからひとつ、特に非常に共感できる興味深い話がありました。

木育 という活動

ついさっき知ったばかりのことを私の言葉で木育ってのは…と説明できませんがしかし私の頭で分かるように定義すると

ひとつには『木、木材、木製品、木工の良さをもっとみんなに、特に次の世代に伝えていこうという活動』かなと。

木育という言葉は知らなかったけど、いい活動だ。

広い意味ではもっと深いんだろうけど、木育の活動の中には子供たちに木工体験をさせる機会づくりなんかも含まれるそうです。
工房スタイルは工房スタイルなりに木工の良さ、楽しさをもっと伝えていく活動をしていきたいですね。活動というには到底大げさな話ですけど。

日ごろ、工房スタイルでなんかおもしろいイベントやろうよ!と社員同士話しても
いつも結局自転車で人力旋盤つくって遊ぼう、とかいや原付だよ、いやジムニーだよとか…
ジャッカスみたいなおふざけ企画ばっかりでなにも前に進まないのですけどね。


今年はもっと多くの人に楽しんでもらえる何か、後から振り返っていやーあれはよかったねーと思えることをやってみたい。




2012年1月18日水曜日

1月14・15 ウッドターニング教室 2012年教室初め


1月14日(土)、15日(日)の2日間、今年最初の教室が行われました。

今年はまたおもしろい教室をどんどんやっていけるよう、頑張りたいと思います。



シャープニング。基本的なツールがそろった8本組スペシャルファーストセット。これらが研げるようになればその他ほとんどのツールは応用で研げるようになる狙いです。




スピンドルターニング(マレットづくり)


リセスをつくってエキスパンディング。
 陶芸をやっているYさん。今回ウッドターニングは初めて挑戦頂きました。ここまで削りあがってもう感動!とうれしい言葉をいただきました。
 そうですよね~。楽しいですよね~。私は逆に陶芸もやってみたいなーと思いました。

 横地さんはご自宅でもウッドターニングを楽しむ経験者。なので今回はテノンをつくってコントラクティングでチャッキング、その後コールジョーバッファーキット使用)でテノン除去。と、お二人それぞれ違う方法でプレートづくりに挑戦していただきました



今回もお二人に頂きました感想を紹介させていただきます。


 Yさん
全くの未経験でしたが、大変ていねいに教えて頂き、とても楽しい2日間でした。
完成したお皿などは感動ものでした。これから色々勉強していきたいと思います。
どうもありがとうございました。

横地さん
削り方のセオリーは難しい。学んだことをボツボツ思い出し作品づくりに役立てたいと思います。近隣の友人にも作品を作ってあげたい。

おつかれさまでした。


2月は11日(土)・12日(日)で開催します。参加募集中です。
ウッドターニングはじめるぞ!という方、はじめてるけど今一度基礎の復習をしたい、という方の参加をお待ちしております!

2012年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします!

2012年の目標①、もっとお店の営業日を増やしたい!  ということで試験的にですが

1月、2月は店休日を変更して営業させていただいてますのでお知らせさせていただきます。

1月、2月は週末の土曜・日曜はすべて営業!

(下の表の黒いところを店休日とさせていただいています。)

みなさまのご来店をお待ちしております。


それから、2月開催予定の教室の情報は追って更新させていただきますので、今しばらくお待ちください。


1月営業日カレンダー
1234567
891011121314 ターニング教室
15161718192021 LEIGH教室
22232425262728 万年筆教室
293031


2月営業日カレンダー
土        
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26272829